事例:ロボット・機械部品用 軽量・高精度CFRP部品
F1・モータースポーツで培った究極の軽量化技術を応用した、軽量・高精度のCFRP機械部品を提案します。IoT対応型ロボットや空飛ぶクルマなど軽さを追求する用途に向け、鉄系部品の重量を1/5に軽量化。CFRP特有の低熱膨張性により、幅広い使用温度域で部品の熱変形がないことも、機械部品にとっては大きなメリットです。
複合材料設計技術(異方性設計)を活かし、部品用途に応じて剛性・強度・熱物性を最適化、JIS精級にも対応する高精度部品の供給を可能にしました。部品ごとに、お客様のニーズ(適用部位・要求仕様・寸法公差)に合わせた最適設計を行い、機能・コストを両立させたオリジナル部品を製作致します。
特長1:超軽量
重さ:鉄(ρ=7.8)の1/5、アルミ(ρ=2.7)と比べても約半分の比重:ρ=1.5の超軽量材料です。
特長2:高剛性
CFRPは高強度「軽くて強い」と言われますが、剛性については一般的なCFRP材料で作る機械部品の弾性率は45〜70GPaで、マグネシウムかアルミ相当で、金属部品をお使いのエンジニアの方からは、何か軟らかい、伸縮性があるようなイメージと言われることがあります。
テックラボの提案するCFRP部品は、強度については鉄系部品の強度(500MPa程度)を確保した上で、弾性率も相当の200GPa、強化方向が決まっていれば更に300GPa(一方向引張・圧縮なら500GPa)と、鉄よりも高い剛性を実現します。
特長3:高精度
CFRPの一般的な加工精度は百分台から十分台といったところですが、テックラボでは、ミクロンレベルの精密加工技術により、金属部品に匹敵する高精度部品の成形・加工を実現しました。ロボット部品や航空機部品としてご活用頂けます。
- 加工寸法:JISB-0405 f(精級)
- はめ合い公差:JIS B 0401 H6
- 平面度 < 1μm の鏡面も可能
製作事例
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